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序章②

ハジメは鳥のさえずりで起きた。
といっても寝ていたわけじゃなく、興奮して寝付けないまま朝を迎えてしまったのだった。
「ふぅ、ついに今日か・・・」
ハジメはベッドから降りて洗面所に行き、歯を磨いて顔を洗った。
1階におりて行くとおばあちゃんもすでに起きていて、朝食の用意をしていた。
「おはよ。」
「おや、おはようハジメ。どうだい?出発の朝を迎えた感想は。」
「最高さ!今から期待で胸がドキドキしてるよ!」
「・・・そうかい。」
今日ハジメは遠く離れた大陸のエリニアという町にある『魔法使い養成学校』の生徒になるのだ。
生徒は全員寮生活で、学校を卒業したら一人前の魔法使いとして生きて行くので、ハジメがこの村に戻ってくることはない。
エリニアのある大陸に行く船は今日の昼に出発する。
つまりこの朝食がおばあちゃんととる最後の食事なのだ。
「・・・ハジメや。」
「ん、ばあちゃんどうした?」
サラダを器に取り分けながらハジメが返事する。
「・・・いや、なんでもないよ。しっかり食べて行きなさい。」
「あぁ・・・」
「ハジメ・・・」
「なんだよさっきから?」
「すまないねぇ・・なんでもないよ。」
おばあちゃんはスタスタと台所へ行ってしまった。
「・・・」

ハジメは朝食をとると散歩に行ってくると言い残し、おばあちゃんを残して出て行ってしまった。
おばあちゃんは朝食の片付けをしながら思いふけっていた。
ハジメを自分の娘から預かってから、もう15年ほど経っていた。
夫を早くに亡くしていたので一人でハジメを育ててきたのだ。
自分も子供を母親に預けていたので、初めての子育てはとても大変だった。
夜泣きは激しいし、おしめをかえた事も無かったので最初のうちはデタラメな巻き方をしていた。
3歳ほどになると家の中も外も関係なく走り回るほど活発で、学校に入学してからも、体力が無いくせに元気はいいので体にアザばかり作って帰ってくる子だった。
そんなハジメが今、自分の元を離れて行く。
「はぁ・・・あの子が居なくなっちまったら私は1人ぼっちじゃないか・・・」
そんなことを考えずにはいられない。寂しい。
かつては自分もこの村を出て『魔法使い養成学校』で勉強し、魔法使いとして他の大陸で暮らしていたのだ。
そして同じように今日、孫が自分の歩いて来た道への一歩を踏み出すのだ。
笑顔で送ってやらなくては・・・。
そう思ってお茶を淹れようと椅子から立ち上がるのと同時に、家の外から声が聞こえた。
「おーい、ばあちゃーん。ちょっと出てきてみろよー!」
何事だと思って玄関のドアを開けてみる。
そこにはハジメが大きな花束を抱えて立っていた。
「これは・・・」
「えっと・・・、俺、ばあちゃんには世話になりっぱなしで何も返せてないからさ。せめて花でも贈ってやろうかと思って・・・。痛ッ!」
花束を渡そうとしたハジメの手にバラのトゲが刺さってしまったのだ。
「まったくハジメはドジだねぇ・・」
おばあちゃんは苦笑いしながら手をだしなと言った。
「ヒール。」
おばあちゃんがそう唱えるとハジメの腕が淡い緑色の光の温かいぬくもりに包まれ、光が消えると傷まで一緒に消えていた。
「さすがばあちゃんだな!すげーよ!」
「引退したってこれくらいのことは出来るさ。」
「・・・決めた。俺プリーストになるよ!ばあちゃんと同じプリーストに!」
おばあちゃんは目を丸くして孫の顔を見続けていたが、しばらくすると袖で顔を隠してしまった。
「・・・ばあちゃん?・・・俺が行っちゃうから、寂しくて泣いているのか?」
ハジメはおばあちゃんの顔を覗き込む。
「・・・ばあちゃん、寂しいんだか嬉しいんだか分かんなくなっちまってねぇ。笑って送り出してやろうと思ってたのに、すまないねぇ。」
「ばあちゃん・・・」
「ハジメ、これをもらっておくれ。」
そう言っておばあちゃんは自分のはめていた指輪をハジメに渡す。それはおばあちゃんが大切にしている金の指輪だった。
「これってばあちゃんが大切にしてた指輪だろ?もらっていいのか?」
「あぁ、これはお前のおじいさんが私にくれたものだよ。きっとお前を守ってくれるから持っておいき。」
ハジメはそれに指を通してみた。
おばあちゃんが着けていたのに何故かゆるい。
それをおばあちゃんに言おうとすると、なんと指輪が締まってきた。
びっくりしておばあちゃんの顔を見るとおばあちゃんは物知り顔でうなずいた。
「これにはおじいさんの魔法がかかっているんじゃ。大切にしなさい。」
「うん、分かった。」
「ハジメ・・・」
「ん、何?」
「時間じゃ。」
時計を見るともう11時だった。
「船の出るサウスペリには歩いて30分以上はかかるじゃろ?もう出発しないと船に乗り遅れてしまう。」
「そうだな。じゃあ荷物を持ってくるよ。」
ハジメは2階の自分の部屋に行き用意しておいた荷物を持っておりてきた。
「じゃあ・・・もう行くよ。」
「・・・そうかい。いってらっしゃい・・・。」
「ばあちゃん・・・」
「なんだい?」
ハジメは深呼吸を2回してから言った。
「今までお世話になりましたっ!ありがとうございましたっ!」
お辞儀をして顔を合わすとおばあちゃんが泣いているのが分かった。
そして自分の眼からも涙がこぼれて頬を伝うのが分かった。
「ハジメや・・・元気でね。」
「ばあちゃんもな。」
そう言って2人は泣き顔で必死に笑顔を作り、ハジメは歩き始めた。おばあちゃんはそれをいつまでも見送っていた。

*****************************************************************

おばーちゃーん(´;ω;`)ウッ・・・
書いてて辛くなってしまいました、ハジメです。
いっそ合格取り消しとかにしちゃおうか・・・とも思いましたが、それじゃー話がつづかnパーンチ!!!(*´Д`*)=○)Д゚)グハッ…
とゆうことでハジメくんには精神的に大人になってもらい、おばあちゃん離れしてもらったのです。

今日はたまたま土日でもパソコンいぢれるので更新しました。明日もするかも(´・ω・`)
まぁ、土日でも携帯から記事更新出来るらしい?のでちょいとチャレンジしてみようかなぁとも思ってますが、どーなるかはまだ不明です。

先日の記事へのコメントありがとうございました><
皆さんに支持していただけるようなのでこれから書いていこうと思います。
しかしですね、ここで一応お断りしとかなきゃいけない事が多々・・・(

・出来る限り毎日更新するつもりですがハジメの都合なんかもありますし、いいアイディアが浮かばない日なんかはお休みさせて頂くこともございます。
・これから戦闘シーンなんかも出てくると思われます。血やら死やらが苦手な人は気を付けてご覧ください。
・ハジメも人間です。ミスもします。誤字脱字等があった場合コメントで教えて頂けたら幸いです。

そんなとこですかね。
感想なんかいただけるとやる気出てきていっぱい文章かけちゃうかも(´ノω`)コッチョリ

ぁ、あと長さとかどうでしょうか?一応これでも1時間半使って書いてるんで・・・。
読んでて長すぎちゃったり、逆に足りねーよとか、そーゆーご感想も受け付けております。

読んでいただいた方に楽しんでもらえればハジメはとても嬉しいです(*´ω`)
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theme : メイプルストーリー
genre : オンラインゲーム

序章~プロローグ~  ・・・になるのかな?

そよ風が顔を撫でて心地よい。
もうすっかり春になってしまった。
ここはアムホスト。小さな村で高齢者と10代ほどの子供達でなる村だ。
なぜこの村には働き盛りの大人が居ないのか。
その理由は、この村で育った子供は20歳までに村を出て他の地方へ行き、暮らさなくてはいけない決まりがあるからだ。
この村の出身者は、村のおきてに従い子供が出来ると自分の母親や親戚に預け、仕事を続けるのだった。

タッタッタッタ・・・

「はぁ、はぁ、・・・」

ハジメは走っていた。普通の人からすればジョギング程度の速さなのだが、体力の無いハジメにとっては結構なスピードで坂を下っていく。
しばらく走って行くと1件の家が見えてきた。
ハジメはその家の前で止まる。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
1、2分ひざに手をついて息を整えて、ハジメはその家のドアを開けて叫んだ。
「ただいまっ!ばあちゃん、俺の合格通知届いたか!?」
家の中から優しそうなおばあさんが出てきて帰ってきたばかりのハジメに言う。
「あぁ、さっき郵便でお前宛に封筒が来たよ。」
「それだっ!」
ハジメは靴を脱ぎ散らかしてテーブルの上に置いてあった緑色をした封筒に飛びつく。
おばあさんはハジメの靴を揃えて玄関に置き、テーブルの近くの揺り椅子に座って、ビリビリと封筒を破り、中の書類・・・といっても紙切れ1枚だが、それを食い入るように見つめるハジメを見て
「結果はどうだったんだい?」
と聞いた。
ハジメは全身で震えている。・・・泣いてるのか?こらえているのか?
いずれにせよダメだったようだ。
「ハジメや、お前は良く頑張ったんだからそれでいいじゃないか。何も魔法使いだけがこの世界の職業じゃな・・・」
おばあちゃんのハジメへの慰めの言葉は、それを受けてるはずの本人が発する大声でかき消された。
「ヤッター!ヤッタヤッタッ!これで俺も魔法使いだ!ヤッターーー!!!・・・ばあちゃん何か言ったか?」
「・・・」
「ばあちゃん?」
「年寄りを驚かすんじゃないよ!まったく・・・何も言わないからてっきり不合格だと思って慰めちゃったじゃないか。」
「あははは、ごめんよばあちゃん。でも、これで俺も『魔法使い養成学校』へ入学できるんだぜ?」
「アンタ、昨日まで自分は天才だから絶対に合格するって言い張ってたじゃないか。やっぱり不安だったのかい?」
老婆はしわが目立つ顔で孫をニタニタと見た。
「そ、そんなわけねーだろ。あ、いけねっ。学校に合格だったって伝えに行かなきゃいけないんだった。」
「浮かれてないでちゃんと前を見て気を付けて行くんだよ。」
「わ、分かってるよっ!いつまでも子供扱いしやがって・・・。じゃあいってきまーす。」
「私から見ればハジメはいつまでも赤ん坊じゃ、はっはっは。いってらっしゃい。」
ドアをバタンッと閉め、ハジメは丘の上の学校まで走って行った。

*****************************************************************

ぇー、とりあえず書いてみました。
どうでしょうかね、期待を裏切ってしまったらごめんなさい(そもそも期待されてたのでしょうか
もし「続きが気になる」「面白い」「続くか分かんないけどやってみれば?」なんて感想があればこれから書いていきたいと思います。
んで普段の日記みたいなことは徒然なるままにこんな感じで書いちゃうかな?
あくまで自己満程度ですからね;
ぁ、そうそう。一応この文の著作権なんかはハジメにあるっぽいです(調べてみました
別にどーでもよすでしたね(*´ω`)
ってか、メイポ小説なんですけど、ハジメの書こうとしてるものはメイプルストーリーをベースにした物語なんでよろしくれす(´・ω・`)

続くのか?
続くのかぁ!?

theme : メイプルストーリー
genre : オンラインゲーム

しょーうぃんどーれす(*´・ω・`)

可愛い小物達集めていきたいなぁw

プロフィール

ハジメ   

Author:ハジメ   
hajimenoblog@hotmail.ne.jp

楓のビショップ。
現在132レベ。
リアルワールドで奮闘中のため、メイプル熱は人肌並。
たまに強化やチャットでinする以外はサブを動かしている。
生息地は駐車場。
ロイドとやらには行ったことがない(行き方も知らない)。

【サブ一覧】
卍ニドメ卍
職業:火毒メイジ
レベル:74
ギルド:駆け込み神社

卍ミタビ卍
職業:雷氷ウィザード
レベル:36
ギルド:駆け込み神社(マスター)

oFirstLoveo
職業:ハーミット
レベル:78
ギルド:KIZUNA

スピア(名前伏せ)
職業:スピアマン
レベル:38
ギルド:駆け込み神社

シーフ(名前伏せ)
レベル:40
ギルド:未所属

リンクゎフリーですが、貼ったらコメントで知らせてください。

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