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第2章⑤ 真実

「やっぱり・・・。私はここに来たときに気付いて、ハジメちゃんに言おうと思ってたけど忘れちゃってたの」
ハジメがメロの母親の態度が変だと言うと、ベルも頷いて答えた。
「これだけ大きな家に住んでる資産家だもの。その気になればどんな薬だって買えると思わない?」
「確かに・・・。探ってみる必要があるな」
ハジメは頭をかきながら下を向いた。
「ハジメちゃん、メロちゃんにはこのこと、内緒にしとこ?」
ベルは疑問系で話したが、その響きには有無を言わさないものがあった。
もちろんハジメもそのつもりだったので軽く頷いた。
「じゃあどうやって探ろうか・・・」
「私に考えがあるけど、こんな体だから実行するのはハジメちゃん1人ってことになっちゃうけどいい?」
「んー、内容にもよるけどね」
ベルがハジメの耳に顔を近づけたのでハジメからも寄って行った。
「ゴニョゴニョゴニョ・・・・・・・・・でどう?」
ベルが得意気に言ったが、ハジメは顔をしかめた。
「あんまりスマートじゃないけど、やっぱそういう直接的なのしかないかぁ・・・」
「そうね、ハジメちゃんあんまりお芝居上手くなさそうだし」
ベルの顔にニタニタ笑いが広がり、ハジメは逆に不安な表情になった。

深夜0時を回った。
ハジメは音を立てないように自分の部屋を抜け出していた。
ベルに言われたとおり、慎重に廊下を歩いてメロの父親の部屋へと向かった。
扉の前に着き、床と扉のわずかな隙間に耳を押し当てて中の様子を伺った。
どうやら誰かと電話をしているらしい。
「・・・あぁ・・・私の見る限りじゃかなりの一品だった。特にあのピグの頭は大きさもそれなりの物だったしな」
メロの父親の足音が扉のすぐ近くまで来てハジメはヒヤヒヤしたが、ただ部屋を徘徊しているだけのようだ。
「ん・・・そうだな・・・まさに金のなる木だ。弟のためにと言ってこれだけ上質の品物を提供してくれるんだから・・・。なんだと?・・・人聞きの悪いことを言わないでくれ・・・自分の娘をどう使おうを勝手だろう・・・」
ハジメはもっとよく聞こうと強く耳を隙間に押し当てた。
「はっはっは、ところで、ピグの頭とスライムの雫5個合わせていくらで引き取ってくれるんだ?・・・・・・まぁいいだろう。また必要になったら取りに行かせるから電話でもくれ。・・・・なに?今度はピグの頭20個?随分多いな。・・・分かった、明日取りに行かせる。まったくアンタはいいビジネスパートナーだよ。じゃあな」
ハジメは自分の顔が、見る見るうちに怒りで赤くなっていくのが分かった。
この男は自分の娘をタダで使える金儲けの道具にしていたのだ。
自分の息子の薬としてではなく、最初から売りさばくつもりでメロに取りに行かせたのだ。
誰にも見つかってはいけないとベルに言われなかったら、きっと今この扉を蹴破って父親をタコ殴りにしているだろう。
ハジメは自分の帰りを待っているベルの元へ行こうと無理矢理自分の体を引っ張って行った。

「まぁ、そんなとこだろうと思ったわ」
ベルはこうなることを予想していた口ぶりだった。
「メロは実の父親に騙されていたんだ・・・。病気の弟のためにって薬の材料を取りに行ったのに・・・。なんて親父だ!」
「シーッ、ハジメちゃん声大きいよ」
ベルが人差し指を立ててハジメに注意した。
「だってさ!」
突然背後のドアをコンコンとノックする音が聞こえて2人は固まった。
振り返るとメロの母親が立っていた。
「すみません・・・。トイレに行こうと思ったら声が聞こえてしまって・・・」
母親は申し訳なさそうに部屋に入ってきた。
「それじゃあ・・・聞いてしまったんですね・・・」
母親がハジメの顔をチラッっと見たが、すぐにまた顔をふせてしまった。
「お母さんもそのことを知っていてメロちゃんに薬の材料を取りに行かせたのですか?」
ベルが非難がましく聞こえないように注意して言ったが、母親の反応はまるでベルに怒鳴られたかのようだった。
「全てをお話します・・・」
そう言って母親は大きく息を吸って話し始めた。
「実はあれは薬の材料じゃないんです。主人は・・・ただ高価に売れるものをメロに取りに行かせたかったんです。私達の息子のジュン・・・あの子はとっくに死んでしまっているのです。しかしメロはその事実を知りません」
そこまで一息に言い終え2人の反応をうかがったが、ハジメは無表情、ベルは口に手を当てたまま何も話さなかったので話を続けた。
「主人はジュンが死ぬまでは家族を大事にしていて、誰にでも親切な優しい夫でした。しかし、ジュンが病気にかかり、当時それほど裕福ではなかったので薬代がなく、ジュンに満足な治療をさせてあげられずに死なせてしまったのです。主人はそれから人が変わったように金儲けのことしか考えない人になってしまいました」
「ごめんなさい・・・」
そう言って母親はベルの部屋を出て行き、後には暗い沈黙が出来てしまった。

*****************************************************************

なんだかメロが可愛そうですね・・・;;
実の両親に騙された なんて・・・こんなひどいストーリーどこの誰が考えたんだか・・・

(*´∀`)━━)゚Д`)・;:'━σ ドギューン!!!

さてさて、カテゴリーのところをちょっと整理いたしまして、新しく来ていただいた方にも序章から順に読んでいただけるようにしました(*´ω`)
これできっと今まで読んでなかった分を読んでみよう という方も出てきてくれるはず・・・ はず・・・ そこのアナタですよ(≧∀≦)(ぁ

あ、あとね、なんかハジメがレベル上がっちゃったりなんかして只今114レベー(´・ω・`)
4次が・・・4次が見えてきたじょーーーーーウレシ━━━━。+゚(*´∀`*)。+゚━━━━ィイ!!

とゆうわけで、メイポでお昼ゎサブちゃんいぢったり、ハジメで姫こもったりするんでしょうね。
姫romがおおくて満足にチャットに答えられないのが玉に傷です"ρ(тωт`) イジイジ…
じゃあメイポ~~ヽ(´∀`●)ノ0┤+゚.:。+イッテクルネェ+゚.:。+|
βyё βyё...φ(。・ω・。 )ノシ
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theme : メイプルストーリー
genre : オンラインゲーム

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おやっさんヒドィ!。*゚(゚´Д`゚)゚*。 

114おめw 

そぅぃぇばハジメc、学校は・・・?(

リンクする前にきちんと全部読ませていただいたきました。なかなかテンポよく進んで楽しい感じです。リンク後もよろしくお願いします

コメ返信れすw
>灼
おやっさんひどいねー(´・ω・`)
祝福(*・艸・)。+:*○тнайк чоц。+:*○
学校ゎ自宅療養のためまだ行ってませんのΣ( ノω`*)) ・・・
そろそろ出席日数がヤヴァイにゃ(*´ω`)

>coldさん
coldさんに全部読んでいただけるなんて光栄です><
グミたちも最近頑張っているようで・・(・∀・)ニタニタ
こちらこそよろしくお願いします^^

しょーうぃんどーれす(*´・ω・`)

可愛い小物達集めていきたいなぁw

プロフィール

ハジメ   

Author:ハジメ   
hajimenoblog@hotmail.ne.jp

楓のビショップ。
現在132レベ。
リアルワールドで奮闘中のため、メイプル熱は人肌並。
たまに強化やチャットでinする以外はサブを動かしている。
生息地は駐車場。
ロイドとやらには行ったことがない(行き方も知らない)。

【サブ一覧】
卍ニドメ卍
職業:火毒メイジ
レベル:74
ギルド:駆け込み神社

卍ミタビ卍
職業:雷氷ウィザード
レベル:36
ギルド:駆け込み神社(マスター)

oFirstLoveo
職業:ハーミット
レベル:78
ギルド:KIZUNA

スピア(名前伏せ)
職業:スピアマン
レベル:38
ギルド:駆け込み神社

シーフ(名前伏せ)
レベル:40
ギルド:未所属

リンクゎフリーですが、貼ったらコメントで知らせてください。

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