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第3章③ カニングシティー

もう随分歩いたようだ。
日は西へ傾き、空が綺麗なオレンジ色に染まっている。
カニングへの道のりを知っているのは4人のうちカイトだけだったので、カイトが先頭を歩き、他の3人が後をつけて行く形になった。
「もう随分歩いてるけど・・・まだ着かないのー?」
「ハジメちゃん、それ2分置きに言うのやめて」
ベルがうんざりした顔でハジメを見ながら言った。
「もうすぐそこだよ。ほら、あのポータルを通ったらカニングのエリアだから」
カイトが歩を早めた。
カイト・ベル・ハジメ・メロの順にポータルの中に進んだ。
そのポータルに入り、飛ばされた場所はまるで別世界だった。
ヘネシスからリスに向かうときのようなのどかな風景が消え、地面はコンクリートで舗装され、目の前にもコンクリートで出来たビルの廃墟が聳え立っている。
3人があっけに取られているのを面白そうにカイトが説明した。
「皆初めてここに来た人は同じ顔をするんだね。カニングは繁華街だから、ビクトリアアイランドの他の町と比べたら少しかわってるのかもね。パチンコ屋やバーもあるし・・・」
カイトはそう言ってカニングの中心部へ3人を誘った。
「ほら、あそこに人だかりが見えるでしょ?ほら、あの髪の長い女の人がラリケース。あそこでグルクエの受付をしてるんだよ」
ハジメもカイトに言われた方向を見ると、確かに髪の長い女の人が戦士の団体に何やら身振り手振りで説明している。
「でも、とりあえず今日はやめとこう。夜になるとモンスターは凶暴になるし、皆もう疲れてるだろうからね」
カイトが今にもラリケースのところに走り出しそうなハジメに向かって注意した。
「カイトくん、メロはケータイ売ってる場所に行きたいんだけど・・・」
「えっと、そこのバーの隣にちょっとした電気屋さんがあるんだ。そこで買えるけどケータイも明日にしようね」
メロがつまんなそうに口をとがらせた。
「はい、そしてここが今日皆が泊まるホテルね」
カイトがボロボロの建物の前で立ち止まった。
窓ガラスが何枚か割れているようだった。
「う、うちは小さな家で3人も泊めるスペースが無いんだよ、勘弁してね」
3人から注がれる恨みがましい視線に耐えかねてカイトは顔をそむけた。
そのときハジメの横を何かが猛スピードでかすめ、カイトに激突した。
「カイトちゃあああああああん、会いたかったよおおおおおおおお!」
「ちょ、待ってよミント・・・今友達を・・・あ・・・明日このホテルの前で・・・」
カイトの説明を聞くこともなく、ミントと呼ばれた何(誰)かがカイトを連れ去ってしまった。
3人は呆然と立っていたが、カイトが居ないと何も出来ないんだということを思い出し、紹介されたホテルの中へと入って行った。

翌朝、カビ臭いベッドの中で眠っていたハジメは、戸をドンドン叩く音とカイトの声で眼が覚めた。
「ハジメちゃーん、起きてるかい?今日はケータイを見に行こうと思ってるから早く支度して出て来てねー」
カイトはいつから自分をハジメちゃんと呼ぶようになったのだろう。
そう考えながら起きて自分の服に着替え、身支度をして外に出た。
「おそいよハジメちゃん!せっかくカイトくんが早く来て、電気屋さんでメロのケータイ見てあげるって言ってくれてるのにぃー!」
「おう、ごめん」
自分が何に対して謝っているのかも分からなかったが、ハジメは生返事で答えた。
「メロちゃんも、そんなに怒らなくたっていいよ。ケータイは逃げないからさ。電気屋さんはホテルの裏側だからすぐだよ、ついてきて」
カイトにそう言われてもメロはまだほっぺたを膨らませてプリプリ怒っていた。
ベルは期待を隠せない様子、ハジメはようやっとケータイが何かを思い出してカイトの後に続いた。
店に入ると小さな空間に電化製品が山積みになっていた。
冷蔵庫、電子レンジ、テレビ・・・中には電化製品に全然詳しくないハジメが見ても壊れてると判断できる物まで売られていた。
「おじさん居るかいー?」
カイトが店の中の方に向かって呼びかける。
するとカウンターの下からまるで電球のようにツルツルピカピカの頭が現れ、続いて黒ぶちめがねをかけた顔が出てきた。
「いらっしゃい・・・なんだ、カイトか。またケータイ壊したのか?」
ケータイという単語にハジメの横の女子2人がピクッと反応し、集中してその電球おじさんを見つめた。
「いや、そうじゃなくて、この3人がケータイを欲しがってるから連れてきたんだ。いいの無いかい?」
おじさんが3人の顔を見渡し、カウンターの下からカイトが昨日使っていたような長方形の物をたくさん出してきた。
「いろんなデザインがあるぞ。折りたためるものやら画面をスライドさせるタイプのものやら・・・そこの小さいお嬢ちゃんにはこの黄色いのなんてどうだい?」
おじさんがカウンターに並べた中から黄色くて蝶のイラストが施してある物をメロに渡した。
「うわー、可愛いー。おじさん、これいくらなの?」
メロがうっとりと差し出されたそれを見て聞いた。
「そうだなぁ、カイトの友達なら金を取ることもないんだが、最近は不景気でなぁ・・・。10kメルくらい出してくれれば譲るよ」
メロが財布を取り出して10k払い、品物を受け取った。
「あ、あの、私も10kくらいならなんとか持ってます・・・。おじさん、選んでもらえませんか?」
ベルも待ちきれない様子で自らカウンターの前に進んで行った。
「ふむふむ、君はそうだなぁ・・・このタイプはどうだろう?濃い赤と薄い赤のコントラストが実に美しい」
ベルがそれを手にとって少し触ってから決心したように言った。
「これ、かっこいいです!買います!」
ベルも支払いを済ませて大満足といった感じだ。
残るはハジメだけとなり、ベルとすれ違うようにカウンターの前に出て行った。
「君は・・・ふむ・・・とすると・・・これだな」
おじさんは少し迷った後、銀と白で色づけされたケータイをハジメに渡した。
「んー・・・、欲しいんだけど、やっぱりお金無いんだよなぁ・・・。10kなんて持ってないし・・・」
ハジメがカウンターにそれを置いた。
「メロが貸してあげるけど?」
「いや、こうゆう必需品は自分で揃えたいし、やっぱりグループクエストで金を貯めてからまた来るよ」
ハジメが後ろに下がった。
「ほむ、いい心がけだな。じゃあこれは予約品扱いにしておこう。それからそこの2人、壊れたら無料で修理してあげるからまた持ってきなさい」
おじさんがカウンターに並べてあるケータイを片付け、ハジメに選んだモノをレジの横に置き、『予約品』と書いた付箋を貼った。
「おじさんありがと、じゃあグルクエしてくるよ」
カイトが店を出て、他の3人も後に続いて出た。
ハジメには店を出るときに、電球のおじさんが嬉しそうに笑ったような声が聞こえた気がした。

*****************************************************************

ふぅ、なんかちかれたw
あれです、おとーさんの作ったアクセス規制をハジメがぶっつぶしてあげました(*´ω`)
おかげで昨日寝たの5時はn・・・・えっふんえっふん、誰か何か言いましたか?(

ちょっと今日ゎ日記みたいに話す時間なさそうですぬ(´・ω・`)
お風呂入らなきゃいけないし、他にも色々・・・

ってわけで、ひそかにシリーズ化をもくろんでいるss加工パート2を発表しますじぇw

!!!!リヴォたんず


今日ゎお友達のリヴォルノちゃまに出て来ていただきますw
わずかに変ってるんですよ。
マフラーの色とかズボンの色とか・・・
形ゎ変えてないんだけどぬw

あと

リヴォxハジメ


リヴォ様xハジメ
昨日出させていただいたハジメの服をリヴォたんに着せてみましたw
ちょっといいかな?って思ったんだけどぬー

ラスト

売却


またお前ゎ何をしたあああああああああああああああ
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Secret

なんか登場しちゃったよ!
しかも合成されちゃったよ!!
更新がんばってくれよ!!!!
やっぱ28時間オールは辛いよ!!!!

んと前の記事で言ったのは・・・メロが笑いながら言ったのあとにハジメとメロとカイトって所を言ってした(´・ω・`) 
驚いたのはハジメとベルとカイトじゃないかなぁと

ちょっΣ(゚Д゚,, )!!
なんでぱんだ。。。売っちゃってるし。。。。orz
売るなら言ってょ!!即買ったのにぃ(っω;)
もぉーぱんだsにゎ会えないのネェ(っω;)
どなどなどーな ど~な~ ぱんだゎ売られてゅくのー♪((*´∀`))

ぁぁろんろんが・・・ろんろんがぁ・・・
小説より加工シリーズよろ (*´∀`*)(ぁ

コメコメ(*・艸・)。+:*○тнайк чоц。+:*○

>リヴォたん
ふははは、登場させちゃったじぇ!
それに今のアバのssももらったから時期に・・・w
少しゎ寝なさいよ(*´∀`)━━)゚Д`)・;:'━σ ドギューン!!!

>灼
ぁ、メロが自分で言って自分で驚いたみたいな ってことね;;
ごめん、その通りですゎ;
直しとくね (*・艸・)。+:*○тнайк чоц。+:*○

>みぃ
大丈夫!
パンダゎハジメが買い戻したぞ!!
どなどなやめてぇ;悲しくなる"ρ(тωт`) イジイジ…

>るなしゃん
きっとロンロンもいい人に買われたでしょうね。
まさか食用じゃないと思うけど(
んー
評価されるのゎいいですが、あくまで加工ゎ暇つぶしにやったんですよ><
小説もよんでにゃ(*´ω`)

しょーうぃんどーれす(*´・ω・`)

可愛い小物達集めていきたいなぁw

プロフィール

ハジメ   

Author:ハジメ   
hajimenoblog@hotmail.ne.jp

楓のビショップ。
現在132レベ。
リアルワールドで奮闘中のため、メイプル熱は人肌並。
たまに強化やチャットでinする以外はサブを動かしている。
生息地は駐車場。
ロイドとやらには行ったことがない(行き方も知らない)。

【サブ一覧】
卍ニドメ卍
職業:火毒メイジ
レベル:74
ギルド:駆け込み神社

卍ミタビ卍
職業:雷氷ウィザード
レベル:36
ギルド:駆け込み神社(マスター)

oFirstLoveo
職業:ハーミット
レベル:78
ギルド:KIZUNA

スピア(名前伏せ)
職業:スピアマン
レベル:38
ギルド:駆け込み神社

シーフ(名前伏せ)
レベル:40
ギルド:未所属

リンクゎフリーですが、貼ったらコメントで知らせてください。

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